医療従事者の共感力はほとんど役に立たない話【自分は自分】

こんにちは。
診療放射線技師のララです。

僕は周りへの共感を辞めて、ストレスを減らしました。

医療従事者は「共感力」高い職種だと言えますよね。 でもそれがわりと障壁となる場面もあったりします。 せかせかしている医師にびくびくしながら対応してしまうのも「共感力」があるがため

「共感力」をできるだけ減らして「自己満足」を増やした方が医療従事者として幸せかもです

自分は自分

今回は医療従事者の「共感力」について書いていきます。

ストレスを減らすには共感を辞めるべき話

過剰な共感はデメリットです。

共感すると仕事が増える

医療現場でストレスを減らすには、仕事の量は極力抑えるべきです。

下記は以前の僕です。

  • ・先輩が帰らないので自分もまだ帰らない
  • ・みんな参加するので勉強会に参加する
  • ・患者さんの話を聞きすぎて検査が遅れる

僕はこれらのせいで毎日のように残業でした。
仕事の線引きははっきりさせましょう。

共感しても、正しい行動が伴うべき

例えば、医療従事者は患者さんに共感してあげないといけないとよく言われます。
痛みだったり、苦しみだったりです。

ただ、本当にしてあげなきゃいけないのは「共感」ではなく「医療」です。

例えば、誰かが岩に押しつぶされている場面に遭遇したとします。
その時、岩の重みだったり、痛みだったり、息苦しさだったりを共感することはいくらでもできます。
でもその時にやるべきことは、共感することではなく岩から助け出してあげることです。

患者さんに共感するくらいなら、検査や治療に尽力してあげるべきです。

僕はこうしました

僕は共感を辞めました。
具体的にやったことはこれです。

  • ・先輩が残業してても、自分は定時に帰る努力をする
  • ・ミーティングには一切参加せず、後で議事録を読む
  • ・患者さんには検査に関する説明のみ話す

医療従事者として少し冷たいかもしれませんが、特に不満なく働けます。
周りの医療従事者は「共感力」が高いですが、人の愚痴ばっかり言ってます
そんなものです。

きっかけは読書

医療の勉強より読書がおすすめです。

読書は「気付き」が得られる

医療従事者なら誰もが考えると思います。

毎日ストレスだ…。

正直に考えてしまえば、医療従事者のストレスの原因は同僚患者さんです。
事実、両者ともコントロール不可能です。
そう簡単に自分の思いをぶつけるわけにはいきませんからね。

本を書いている人は自分をコントロールしている

「共感力」が高いと発信なんてできません。
ましてやなんてかけません。

読書をすると、コントロールすべきは他人ではなく自分であることに気づけます。
心が軽くなる感じです。

こういった主張の本は結構ありますが、下記なんかオススメです。

アドラーの教えはあまり馴染みがない言葉ですが、ベストセラー本である「嫌われる勇気」の著者が書いた本です。

2番目の本はホリエモンさんの本です。
タイトルがもうストレートですよね。
今回の記事にドンピシャな内容となっております。

自己満な医療従事者でいましょう

「共感力」は必要ないという話でした。

最後に海外のブログを紹介したいと思います。
共感は必要ないという考え方はわりと世界的なものになっていることがお分かりいただけるかと思います。

最後にまとめると、医療従事者は自己満で生きましょう
そのためには読書をして「自分をコントロールする力」を身につけるのがオススメです。

また、違った切り口で医療従事者にオススメの本を紹介している記事もありますので、ぜひ参考にしてください。

というわけで、今回は以上です。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。